「ハイレゾ」だけではないテクニクス・サロンの魅力
JR大阪駅の北、グランフロント大阪に去年10月にオープンしたテクニクス・サロンに行ってきました。
テクニクス/Technics は、パナソニックの音響機器を販売しているブランドで、しばらく休止していたのですが今回復活することになり、喜びに沸くファンも少なくないようです。わたしの家のステレオもテクニクスなので、応援したいですね。
こちらでは、いま話題の「ハイレゾ」音源を楽しめる最新オーディオ機器の試聴ができるほか、最新モデルや歴代の名機の展示もおこなわれています。
スピーカーのカット・モデルの展示。内部構造がよくわかる。
やはり、メインはなんといっても試聴イベントです。事前予約制で、R1シリーズ(約500万円)とC700シリーズ(約45万円)の二つのシステムが無料で体験できます。ポップス、ジャズ、クラシックなど、いろいろな音源が試聴でき、CDの持ち込みもできるそうです。
わたしは今回、友人たちと一緒に行きましたが、複数人で行くのがおすすめです。お互いにどの音楽がよかったか、聴き比べができるからです。たとえば、最前列(かぶりつき)で録音したものと、中央で録音したものでは聞こえ方が全然違いました。どれが正解とかではなく、それぞれに好みの音が分かれるのは結構おもしろいです。
視聴会では専門のスタッフの方に、技術的なことから音楽の楽しみ方まで丁寧にアドバイスしてもらいながら、おしゃべりしていました。たんに音を聴いたり、技術的な面にだけ注目するというのではなく、聴くことで音楽について深く考えたり、お互いに話したりすることで音楽の愉しみやカルチャーに触れることができるのは、本来のサロンの魅力ではないかと思いました。
帰りに豪華なパンフレットをいただきました。
テクニクスの今回の製品にかける意気込みがが伝わります。
次回は、いつも聞いているお気に入りのCDを持って行こうと思います。
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